土もののうつわ、日々の扱い方

ウチにある食器は、洋食器なら白、その他は土もののうつわが多いです。

土ものは、「陶土」とよばれる土を原料としたやきもののこと。白くて薄くて硬い「磁器」と比べて、ざらっとした手触りで、ぽってりと厚みのあるものが多いのが特徴。

学生のころからこのぽってりとした雰囲気が好きで、陶芸教室に通って自作していた期間があったほど。いまだに使っている自作のうつわも結構あって(例えば上の写真の青っぽいお皿や、下の食器棚の写真の上から2段目にある色々。)その後揃えたうつわも、土ものが多いです。

ただ、陶器はあたたかみがあって、どちらかというと寒い季節に使うのが似合います。

夏には白磁や青磁などの、薄くつやのある磁器が涼し気。青や赤などで繊細に描かれた染付のうつわを上手に組み合わせた食卓も素敵だなと思うけれど、収納スペースは限られているし、土ものとの組み合わせは難しそうでなかなか手が出ません。

土ものは吸水性があるので、油の多いおかずや、色の濃い汁気のあるおかずをのせると、油や色が染み込んでしまうことがあります。土ものは、使うほどに貫入(焼成の時にできる表面の細かいヒビ)に色が入り、様子が変わっていくのを楽しむうつわでもあるけれど、なるべく変化しないようにするには、使う前に水やお湯に5分ほど浸して使うといいそうです。

自作のうつわは、食洗器にも入れてしまうしひどい扱いを受けているけれど(笑)作家さんのうつわなど、お気に入りのうつわは使う前に水に浸します。この時、夏の冷たい料理をのせるなら冷たい水に浸すだけでも、少し爽やかに感じられます。

土もののうつわの扱いで一番気を付けているのは、きちんと乾かしてから収納するということ。粗い目の中にまで水分が浸み込んでいるので、そのまましまい込むと、カビの原因になることも。

そんなわけで、使って洗った土もののうつわは、水気をふき取ってから、こうやって少なくとも半日は乾かしています。
昨日も書いたけれど、台所の作業台はこうやって乾燥中の食器が場所を取っているので、もっと使いやすくするにはやっぱり改良が必要ですね。

 


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