ローストチキンに詰める「スタッフィング」

このところのバタバタ続きがやっと落ち着いてきました。年末年始の暴飲暴食もようやくひと段落(笑)何とか暮らしも体も元に戻さなくては。

お正月明けだというのに、見た目も中身もクリスマスっぽい投稿ですが、今日は先日娘の誕生日に作ったローストチキンの詰めものについてご紹介します。

わが家では、ローストチキンを作るときにはチキンのお腹の部分に詰め物をします。詰めるのは大抵、「スタッフィング」と呼ばれるものにします。

アメリカで知った味

以前、わたしが学生の頃、カリフォルニアでホームステイをさせてもらったのですが、そのときに詰め物をしてあるミートローフをいただきました。単にstuffing(詰め物)と呼ばれるものでしたが、特にレシピなどを聞かずに帰国。

けれど、食べたことのないふわふわ食感とお肉のうまみとハーブやスパイスの効いた味が忘れられなくて、色々とレシピを探して回りました。

しばらくは見つからなかったのですが、その後運よく同じようなstuffingを作っているカナダ人の方が職場で見つかり、レシピを教えていただきました。(インターネットがここまで普及した今なら、もっと簡単に見つかっていたかも、、)

ふわふわの正体は細かくしたパン。ここにみじん切りにした野菜を加え、セージやスパイスなどで調味し、スープを加えたものをお肉に詰めて焼きます。

カナダでは必ず、Pourtly Seasoning(家禽?チキンやターキー、ガチョウなどの肉の調味料)というスパイスを入れるそうで、これがないと始まらないと。ご丁寧にカナダから買ってきてくださったのですが、なるほど本当にホームステイのときの味そのまんまでした。

パンで肉汁を閉じ込める

パンを加えることで、焼いているうちに流れ出てくる肉汁をしっかり吸収。お肉のうまみをしっかり閉じ込めて、お肉と一緒に食べるとおいしい詰め物になります。詰めきれず残ったものは、こうやって耐熱皿に入れて焼き上げれば、ちょっとしたおつまみにも。

残念なことに例の調味料はその後はどこにも見当たらず、無しで作っていますが、それでもセージの香りのスタッフィングはおいしくて、子どもたちもとても気に入っています。

スタッフィングの作り方

では日本でも作りやすいよう若干アレンジしたスタッフィングのレシピをご紹介します。

スタッフィング(ローストチキン、ミートローフなどの詰め物)レシピ

材料
パン(あれば全粒粉のもの。食パンでもOK) 小さくちぎって4カップ
ブラウンマッシュルーム みじん切りにして1カップほど
セロリ 1/3本 みじん切り
玉ねぎ 小さめ1個 みじん切り
塩 小さじ1
セージ(ドライ。細かくなっているものまたは粉末) 小さじ3/4
黒コショウ
溶かしバター 1/4カップ
湯 またはチキンコンソメを溶いたスープ 1/2カップ程度

作り方
パン~黒コショウまでの材料をボウルに入れて混ぜ、溶かしバターを加えて混ぜる。
湯またはスープ1/2カップを加えて混ぜ、全体がしっとりするよう足りなければ足す。

丸鶏やミートローフに詰めて焼く。(他は丸鶏やミートローフのレシピに従う)
または耐熱皿に入れて170度のオーブンで約30分焼く。

たまにはこんなふうに、日本ではあまり味わうことのない料理を作ってみるのも楽しいですね。ご興味のある方は試してみてくださいね。


今日もお越しいただきありがとうございます。
いいね!のかわりにお花をclickしていただけると嬉しいです♪
↓↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへ


LEAVE A REPLY

*