栗から作る贅沢モンブラン
できたての栗の渋皮煮があるタイミングで娘のお友だちが泊りに来てくれることになったので、おやつにモンブランも手作りしました。
よくあるケーキ屋さんのモンブランや、市販のマロンクリームを使ったモンブランはちょっと甘すぎると感じることがあるけれど、家で栗から作ったら甘さ控えめ。しかも栗らしさが存分に楽しめます。
アバウトすぎるマロンクリームの作り方
とはいえ、今まできちんと分量を量って作ったことがなく、やわらかさと見た目を頼りに適当に作ってしまいます。焼いて膨らむお菓子や冷やして固めるお菓子と違って、混ぜてクリーム状になればいいんでしょ?というアバウトさ(笑)
①栗をゆでて、半分に切ってスプーンで取り出す。
②鍋に少量の水と一緒に入れて蓋をして蒸し煮にしてしっかりやわらかくする。
③砂糖を加えてさらに煮て、蓋を取って水分を飛ばす。(味を見て足りなければ砂糖を足す)
④裏ごしする。フードプロセッサーにかけてからだと楽。温かいうちの方がいいかな?
(裏ごしせずにつぶすだけだと、最後絞り袋で絞るときに口金に詰まってかえって面倒に。)
⑤常温でやわらかくしたバターと牛乳でクリーム状にのばす。洋酒も少量混ぜる。
正しい作り方ではなく(だいたい正しい作り方を知らないし。)あくまで今回わたしが適当に作った手順はこんな感じ。
モンブランに仕立てるのもラフに好みのスタイルで
モンブランの下は、クッキーを焼いて土台にするのが簡単だし好み。冷凍庫にストックすることのあるタルト生地で作ります。タルト生地は以前はオリジナルな配合で作っていたけれど、最近は『フランス菓子店「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」の焼き菓子教室』という本の中でタルトに使われる「ビスケット生地」がとても気に入っています。
クッキー → 渋皮煮をゴロっとひとつ → ホイップクリーム とのせたら、マロンクリームはよくある星形の口金をつけた絞り袋に入れてソフトクリームのようにぐるぐる絞ります。モンブラン専用の口金は使わなくても、家庭で作るには十分じゃないかな?そして仕上げにも渋皮煮を。
キレイに仕立てようとしても、ごろごろ渋皮煮と土台のクッキーを最初にザクっと崩してからいただくことにはなってしまうのですが(笑)
娘のお友だちは、夜ごはんも朝ごはんもこのデザートも、喜んでたくさん食べてくれました♪ 娘とお友だちでお出かけもして楽しい2日間を過ごしたようで、母としても嬉しかったです。
私の参考にしている「焼き菓子教室」の本はもうないのですが、
その後出版された「生菓子教室」とともに再編集された書籍があるようです。
↓
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのお菓子教室 [ 椎名真知子 ]
LEAVE A REPLY