散らからない部屋ってどんな部屋?
子どもたちが帰ってくると、荷物やプリントを広げてたちまち家の中はごちゃごちゃしてくる。料理をしていると、すぐに台所にはモノがあふれてくる。「あーあ、せっかく片づけたのに、どうしてすぐに散らかっちゃうんだろう。散らからない部屋がほしいな。」・・・そんな風に思うことってないですか?
わたしも部屋が散らかっていると心が落ち着かず、何もやる気が起きなくなるタイプなので、常に片付いた部屋で過ごせたらどんなにいいだろう?と思います。
でも、「散らからない部屋」は、心地いい部屋なのでしょうか?
散らからない部屋とは?
掃除が行き届いて、きれいに整えられた旅館やホテルの部屋を想像してみてください。そんなすっきりとした空間なら散らからないかといったら、そうでもありません。わたしたちが部屋に通されて荷物を下ろすだけで、すぐにごちゃついてしまいます。
では散らからない部屋にするにはどうしたらいいか。
モノがきちんと片づいている状態を保つには、すべてのモノの定位置が決まっていることが大前提。そして、全てのものがきちんとそこに収まっていること。
ということは、住む人が、今使っているモノ以外はすべて元の位置に戻すことを徹底すれば、部屋は散らからないはず。
でも、それって心地よい部屋なんでしょうか?
わたしたちがそれを目標にしてしまうと、ちょっとのことでも許せなくてイライラしてしまうかも。家族がそこらへんに置いたものにすぐに目くじらを立て、自分がポンと置きっぱなしにしてしまったモノには自己嫌悪。これでは心休まるときがありません。
心地よい部屋とは
「心地よい」と感じるのは人それぞれ違うけれど、まず、その人や家族に合ったモノの持ち方をすること。そして色々なモノの行き場がないのは困るので、やっぱり定位置を決めてあげることは大事です。
そして、今!という時に、さっと定位置に戻し、ストレスフリーで片づけることができる状態であればいいのです。
あとは、例えば「寝る前には自分のものを全部片づけよう」とか「床とテーブルの上だけはモノを置くのをやめよう」など、自分で、または家族でルールを決めて、守るようにすればOK。
“常に片づいている部屋”よりも、“15分(30分?笑)で片づく部屋”くらいの方がちょうどよいのかもしれません。
まぁ、その「ルールを守る」っていうのが結構難しいんですけどね。だから、できるだけ面倒に感じないよう、その人に合った片づけやすい方法を工夫したいですね。
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