わが家の台所の、その時々の「もの」選び

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ライフスタイルの変化に合わせて、ものの選び方も変わりました

以前の私は、便利さよりも、手間をかける時間そのものを楽しんでいました。不便さのなかにある豊かな時間を大切にしていたように思います。

けれど、ライフスタイルが変化し、家で過ごす時間のあり方が変わった今、ものを選ぶ基準も少しずつ変化していきました。

今の私にとって大切なのは、道具の力を賢く借りて時間と心に余白を作ること。家族それぞれが台所に立つ機会も増え、家族の誰もが扱いやすく、手入れがしやすいことも重要になりました。

「私はこういうスタイルだから」と昔の自分に捉われることなく、今の自分や家族の循環に寄り添う道具を選ぶ。それは決して妥協ではなく、日々の営みを円滑に回すための選択でした。

台所に加わった新しい道具

最近わが家の台所に加わったのは、黒の艶消しが美しいバルミューダの家電や、手入れのしやすいステンレスの作業台、そして家で心地よい一杯を淹れるためのエスプレッソマシンです。

ステンレスの作業台は、多少の汚れや熱も気にならない安心感があり、もともと厨房で使う無機質なデザインですが、台所の風景を少し引き締めてくれる存在でもあります。

炊飯のタイマー機能をはじめ、道具の力を借りることで生まれた小さな余白は、ゆっくり食卓につく時間や、一杯のコーヒーを楽しむ時間へと変わりました。

もちろん、昔から愛用している焼き網でお餅を焼くときのように、「この道具でしか出せない加減」を持つものたちも、変わらず大切に手元に残しています。

理想の暮らしの形は、時期や環境によって変わっていくもの。
その時々の生活に寄り添うもの選びを、これからも淡々と続けていきたいと思います。

歳月の栞-
この記事は当時の視点のまま、
読みやすいように再編集しています。

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