テーブルフォトをきれいに撮影するには

昨日作った柚子のシフォンケーキ。何も添えなくても本当においしくて、家族でペロリ。シフォンケーキってふわふわすぎて口の中でシュワっと消えてしまうようで、全然足りませんでした(笑)。このシフォン型は17㎝ですが、ひとまわり大きい型がほしくなってしまう。

照明の下でなく、自然光の下で

昨日は焼き上がりを夜の照明の下で撮影しましたが、やっぱり自然光の明るい場所で撮ったほうが断然おいしそう。照明の下で本来の色で撮影するには、加工だけでなくカメラに取り付けるフィルターのようなものもあるらしいのですが、わたしは今のところはある中で、できる範囲でキレイに撮れたらと思っています。

写真について質問をいただくことがあります。わたしはカメラに詳しくはないけれど、普段撮影のときに気を付けていることを少しだけ。今回はカメラの設定の話は抜きにお話ししてみます。

ブログやインスタグラムに載せる写真は、主にこの一眼レフカメラCANON EOS Kiss X3と、iPhone 5s(←古い型でそろそろ珍しくなってきた 笑)を使っています。一眼は今から7年前、旧ブログをはじめてちょっとした頃に購入したもの。最近の一眼は、撮るそばからスマホに転送できたりと何かと便利そうですが、まぁわたしはまだこれで十分かな。

iPhoneでも写真はかなりキレイに撮れると思います。(特にiPhone Xは一眼並みの写真を撮影できるそうですね。)でも、一眼レフカメラで撮影した写真の方がやっぱりいい。一番の違いは、空間の広がり、奥行きかなと思っています。…と言いながら、手軽なのでiPhoneも使っています。これまでの写真、どの写真がスマホだかわかるでしょうか??

一眼にしろiPhoneにしろ、料理やお菓子をよく撮影するのはこの台所作業台の上です。隣に大きな窓、後ろに小さな窓があって朝から夕方まで明るい場所。

本当は食卓で撮れたらいいのだけど、食卓は塗装に光沢があり、光ってしまってあまり美しく撮れません。なので、無塗装のマットな作業台の方が撮影場所として気に入っています。クロスを敷いた上でも大丈夫です。

フラッシュは写真がのっぺりしてしまうので、暗かったとしても絶対に使いません。一番きれいに撮れるのは、午前中のやわらかな自然光の下。なるべく午前中に明るい窓のそばで撮るのがおススメです。

試しにまずはこちらの写真を。大きな窓が右にあり、右の手前からちょうどケーキの切り口に向かって日が差していて、ケーキは明るくハッキリ写っています。

光の強さで変わる写真の印象

ですが、直射日光ではないけれどレースのカーテン越しの光が目で見てわかるくらいに強く差し込んで、お皿の陰がハッキリ出ています。すると写真のコントラストが強くて印象の強い写真になってしまいます。

こんなときは、プロの現場では「レフ板」を光が差してくる反対側置いて光を反射させ、影を和らげます。自宅でも白い板などを置いて(この写真だとケーキの左側に置いて)光を反射させれば、影がやわらかくなります。でも普段、そんなことまでできないですよね?

わたしは、明るさに応じてレースのカーテンを閉めたり、ロールスクリーンを下ろしたりして光を調節します。↑こちらはロールススクリーンを少し下ろして撮影したもの。光が差し込んでいなくても、窓のそばで全体的に明るければ大丈夫。明るい窓辺といっても、曇り空だと逆に光が適度に和らいでキレイに撮影できたりします。

逆光で素敵な写真に

もう一つ意識しているのは、できれば斜め逆光くらいで撮影すること。もちろんあまりに強い光の下で逆光だと、写したいものは暗くなってしまいますが、やわらかな光の下で斜め逆光くらいで撮影すると、とても雰囲気のある素敵な写真に仕上がることが多いです。

先ほどの写真は斜め順光でしたが、斜め逆光になるように向きを変えて撮影したものがこちら。

作業台の左側から撮影したもので、ケーキの奥に大きな窓があって右斜め後ろから光が差し、斜め逆光になっています。

先ほどの写真はケーキは明るかったけれど少しのっぺりとした印象だったと思いますが、斜め逆光にすることでまた光と影のバランスが良く、印象的な写真になったような気がしませんか?

そんなわけで、わたしは ①やわらかい自然光の下で撮影する(直射日光は適度に遮って調節。フラッシュは使わない。)②できれば午前中に撮影 ③斜め逆光で撮影する ということに気をつけて写真を撮っています。あとはファインダーをのぞきながら、そして何枚か試しに撮りながら、一番よさそうなものを選んでいます。

初歩的なことばかりかもしれませんが、写真の撮り方に迷われているかたは、よかったら試してみてくださいね。


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